ブランディングとマーケティングの違いってなにかわかりづらいですよね。
マーケティングに関わってくると一度は耳にするのではないでしょうか。
本記事ではSchoo講座「できる!ブランディング塾」の第一回目講義の要約です。
担当先生は ブランディングデザイナーの 西澤 明洋 先生です。ブランディングって何かを初心者にも分かりやすく解説してくれています!
ブランディングってそもそもなに?
まずブランディングの語源から意味を考えていきましょう。
ブランディングは英語で「Brand」の現在分詞です。ingは進行形だと習ったと思います。では、ブランドの元々の意味は「焼印」です。牛を選別するための焼き印のことをブランドっと呼んでいたのです。牛飼いさんたちが目印として、牛にブランド「焼印」をしていたのです。
そうブランディングとは他の牛と見分けるための印であり、他と区別することによって違い出すことだったのです。
ブランディング≒差異化なのです。
ブランディング施策は、伝言ゲーム
意味として、差異化とは「他とどのように違うのか」ということを伝えていくことです。
そう、ブランドは区別、差別化、自社ブランドのとしての主張をどこまで、伝えられるかが重要なのです。さらにブランディングは口コミで広がっていくので、伝言ゲームのようなものになります。人を介して伝言されるので信頼度が高いと考えられやすいのです。
ブランディングとマーケティングが混在する方もいますが、マーケティングとは全くの別物です。マーケティングは売ることを目的に考え、ブランディングは「伝える」ことに対して重きを置いています。
ブランディングは「伝える」ことがメインだということです。
ブランドに必要な条件
それでは、ブランドにとって必要な条件はなんでしょうか。西澤先生は以下のように述べています。
- トップの熱い思い
- いいもの(サービス)
- コミュニケーションチーム
この3つが必要です。言われてみれば、たしかに発信する側が魅力を知らないと伝える以前の話になってしまいます。
一番重要なのが、トップの熱い思いです。トップというのはプロジェクトメンバー全員のことを指します。1人1人がトップであり、1人だけではできません。そして、絶対条件として「いいもの」であること。価値として担保されていることは絶対です。そしてコミュニケーションチームはどのように発信していくのかをデザイナー、広報、関係者もろもろが入ることが望ましいとされています。
まとめ
ブランディングは、なにを伝え、どのように伝えるかのことなんですね。
これからの時代、価格・品質の差別化はもちろんのことですが、創ることだけではなく自ら発信する力も必要になっています。ブランディングを学んで、自身の伝える力を養っていきましょう。
西澤先生の講義はブランディングについての本質がわかりやすく解説していますので、興味のある方はぜひ授業をうけてみてください。
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