本記事ではSchoo講座【マーケティング基礎】第一回目講義の要約です。
担当先生は経営学博士 中川功一 先生です。マーケティングって何をするのかをマーケティング初心者にも分かりやすく解説しています!
本記事の結論
- 理論的な原点は、顧客の幸福のための経営
- 必要としている人に適切な対価で届けるための仕組みづくり
先生のプロフィール
中川功一 先生(経営学者)。
大学教授であり、一般社団法人やさしいビジネスラボ代表理事。さらに多くの人に経営学を知ってほしい思いで、Schooに登壇。専門はイノベーション・マネジメント、経営戦略論。
マーケティングとセリング(Selling)の違い
よくマーケティングを売り込みこと(セリング・Selling)と混同されることが多いですが、マーケティングとは売り込むこと(セリング・Selling)を不要にし、売れる仕組みをつくることです。どちらかと言うと真逆の発想だったのです。
セリング(Selling)のスタート地点は企業が売り込みたいモノやサービスができてからですが、マーケティングは市場から分析するので、お客さん視点から出発地点となります。
成功ポイントも、セリング(Selling)は商品の売りや強みであり、マーケティングは顧客にとっての価値に焦点を置きます。
これからのマーケティングとは
マーケティングとは、売買を成立させることでもあるので、だれに(Who)、何を( What)、どのように( How)提供するのかが重要でしたが、広告が溢れている現代では通用しません。
これからは、どのような価値(Why)を提供するのかが必要になってきました。
本当にお客さんを幸せにするこができたのか?社会貢献できたのか?がポイントになってきます。21世紀のマーケティング戦略の必須の要素とは、なにより顧客(社会)への価値が問われる時代になっているのです。
まとめ・講義の感想
マーケティングとは、本当に必要としている人に滞りなく、適切な製品・サービスを、適正な対価で届けるための仕組みづくりなのです。
マーケティングってフワッとしていて、いまいち分からなかったけども、今回の講義によって本質とこれから企業に関わる人に必要な要素だと思いました。
講義では実例など出して、さらに細かくマーケティングについて学べます。気になった人は一度講義を受講するか、書籍を購入することをオススメします。先生もかなりユニークで面白い方ですので、楽しく学べます!
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